2極化の世界
この世界は
陰と陽という
2つの世界があることで
存在しています。
例えば
光だけの世界では
それを光と認識できません。
闇があって
初めて光を光と認識できます。
人間の世界では
良い悪いという
思考の2極化があることで
様々な問題がおきてきます。
思考の2極化の基準は
人それぞれ違います。
ある人にとって正しい事でも
別の人からすると間違っているとなります。
これはその人の持っている
固定概念が基準となります。
そしてその考え方が強いのが宗教です。
2極化の基準である固定概念を
強力に植え付け
人の思考に囚われという縛りを作ります。
そして、その概念からはみ出した人たちを
悪い物だと批判します。
それが時には攻撃的になります。
しかし
本来、キリストさんや仏陀さんが
本質としての生き方を伝えたものが
宗教になったはずなのですが
いろんな人間の解釈によって捻じ曲げられ
また
人を固定概念という枠組みでしばって
コントロールする為に
本当の教えとは
違った解釈でのおしえを伝えています。
基準があることは
それにそって生きていけばいいので
楽です。
その考えにそっていれば
考えなくていいから。
だから頼っている人も多くいます。
ただ、それがその人の幸せにつながるかというと
そうではありません。
2極化の世界で学ぶことは
良い、悪いを受け入れて
その中心を知ることです。
受け入れなければどちらかに偏り
中心を知ることは出来ません。
中心を知り
そこから良い悪いの世界に囚われなくなることです。
それがさとり、本質の世界です。
どちらでもいい
とらわれない
起きてきたこと受け入れる
これが出来れば
あなたにとって問題は一切おきなくなります。
そのうえで
人間を楽しむようになれば
あなたには幸せしか存在しなくなります。
そのために私たちは生きています。