自己肯定感(自分との共闘)

自己肯定感の低い人は

自分の中にいる「嫌な自分」に対して

常に否定し、消し去ろうとします。

 

頭の中で作った「基準」によって

こんな自分ではダメだ、

こんな自分を好きではない、と

常に自己否定を繰り返します。

 

昨日、セッションの中で

話しをしたのですが、

嫌な自分を消し去ろうとすることは

自分との闘いになります。

たくさんの嫌な自分に対して

常に戦い、消し去ろうと努力しますが

戦っているのは自分対自分なんです。

勝ったとしても

「嫌な自分と戦う自分」しか残りません。

1人しかいないので孤独、

このままでいいのかわからず

心は不安定になり

また戦う自分を探しています。

その事自体が自分への抑圧に繋がり

苦しくなってしまうんです。

 

ありのままの自分を受け入れる

 

嫌な自分を受け入れるのは難しいと思います。

けど、嫌な自分も自分なんです。

嫌な自分と戦い排除するより

嫌な自分を受け入れ、仲間にして

内側で団結した方があなたの心は強くなります。

 

嫌な自分も受け入れることができると

本当の意味での「自分」というものが確立されます。

他人に振り回されることがなく

自分の心を中心に生きることができます。

それが「自分軸」というものです。

 

内側の自分を仲間にできれば

外側の現実の世界でも強さを発揮できます。

 

自分が嫌だと思う自分も

本当は大切な自分なんです。

否定するのではなく

これも自分だから仕方ないと思い

受け入れることができれば

自分の人生を生きることができます。

 

嫌だと思う自分を許して

たくさん味方につけてください。

どんな自分でも良いんですよ。

 

 

人から学ぶ

全ての現実は

自分の内側の情報が作り出しています。

 

何が原因で今の現実があるのかを考える時に

答えを教えてくれるのが自分の周りの人たちです。

自分の内面の情報を忠実に教えてくれています。

 

自分を否定している人は

否定してくる人が現れます。

自分が好きになれない人は

自分を好きになれない現実を

人から教えられます。

 

注意深く観察することで

今の自分が何と向き合わなければならないのか

観えてきます。

 

もしあなたが現実をかえたいけど

どうしたらいいのかわからない時は

周りの人たちを観察してください。

何度も同じことが繰り返されるのであれば

自分自身の変わっていない部分を

見つけてください。

 

そこにヒントがあると思います。

 

決して人が原因で

問題が起きているのではありません。

自分の内側の情報が原因で起こってくるのです。

自分でわからない場合は

セッションを受けていただきますと

答えが見えてくると思います。

 

悩んでいる方は一度ご相談ください。

 

 

「在る」という状態

「在る」という言葉は

スピリチュアルにかかわっている人であれば

よく聞く言葉だと思いますが

今日は私なりの解釈で

お話したいと思います。

 

※いろんな定義があると思いますが

この人はこんな考え方なんだと

温かい目で見ていただければ幸いです。

 

 

通常私たちが「自分」と認識している存在は

「エゴ」が「自分」だと認識することで存在します。

人が私というときは

エゴが「私」と言っているのと同じです。

感情を伴った思考がエゴだと考えます。

 

一方で、

「在る」とは本来の自分に戻った状態

本質である本当の自分に戻っている状態です。

意識の状態はニュートラル

よって思考が良い悪いなど

どちらにも働かない状態になります。

 

振り子を想像してください

紐の先についているおもりの部分は

揺らすと簡単に揺れ動きます。

これがエゴの部分です。

感情や思考が働きやすく

あらゆる状況に動かされます。

 

一方、紐を持っている部分は

固定してしまうと動きません。

この動かない状態が「在る」と言われる状態です。

意識や思考が働くことなく

常に心が無の状態で安定していれます。

 

人が影響を受ける時は

振れ幅の大きい「エゴ」に

意識を置いている時です。

右へ左へと大きく動かされ

頭の中で様々な問題を作り出します。

 

今に在る状態を維持できれば

何事にも動かされることがなく

常に安定した状態。

感情や意識を働かせなければ

問題など存在しません。

問題とも認識しません。

そうすれば

全ては何事もなく過ぎ去っていきます。

 

人間なので感情や思考に振り回されることは

仕方ないことかもしれません。

しかしエゴから自分を切り離し

本来の自分に戻ることができれば

自分をコントロールすることができます。

 

常に「在る」が当たり前になっている状態が

悟りと言われる境地ではないかと思います。

スピリチュアルは現実主義

スピリチュアルと聞くと

何かふわふわとしていて

現実と向き合ってないように感じますが

スピリチュアルほど現実と向き合う世界は

ないと思います。

 

本来のスピリチュアルの世界は

今在る現実と向き合うことで

自分の内面を見つめ

気づきを得ることで

現実を変えていきます。

 

しかし、多くのスピリチュアルは

華やかな部分ばかりを強調し

何もしなくても全て上手くいくといった

現実逃避を促すような

伝え方をしているところを

多く見かけます。

 

楽に自分を変えられる

人に何かをして貰えば自分の人生が変わる

そう思っている人達にとっては

とても魅力的な世界です。

 

しかしそれで人生が変わった人達は

どれくらいいるのでしょうか?

いろんなところに行って満足し、

しばらくするとまた同じ現実の繰り返し。

そしてまた別の良さげなところを探して

結果、現実は変わらない。

 

それで人生が変わるのなら

皆幸せになっているはずです。

 

そもそも1番の原因は

「他力本願」なところです。

自分の人生を

人にどうにかしてもらおうと

考えていることです。

 

人をきっかけにして

自分の人生と向き合うのは

素晴らしいと思います。

 

ただ、全てを他人が変えてくれると思いこみ

変わらなければまた違う人、と

自分で自分と向き合おうとせずに、

自分の人生を他人任せにすることは

他人に自分の人生を委ねている状態です。

なので依存している方も多くいます。

 

自分の人生は

自分で向き合うことでしか変わりません。

自分と向き合うことを拒否し

他人が変えてくれると思っている間は

自分の人生と向き合っていないことになります。

 

人は自分と向き合うきっかけに過ぎません。

 

自分の内面と向き合うことで

気づきを得て変わっていくのが

本来のスピリチュアルです。

 

気づきを得ればその問題はなくなり

また次の問題が出てきます。

人生をかけて現実と向き合っていくのが

本当のスピリチュアルだと思います。

 

問題と答えだけを先に見せて

簡単そうに見せても

問題の解き方を伝えなければ

いつまでたっても問題は解けません。

現状のスピリチュアルの世界は

その様に感じます。

 

スピリチュアルの世界が好きで

ご縁のある方達には

これからもスピリチュアルについて

お伝えしていければと思います。

 

現実が上手くいかない人

思考にとらわれる人は

起こっていないことや

ありもしないことに囚われ

不安や恐れを作り出し

自分を否定します。

 

こうなったらどうしよう

こう思われるかもしれない

今までがこうだったから

など、

自分の頭の中で想像し、思い込み

自分で現実を作り出しています。

 

過去の出来事や経験にとらわれ

自分のイメージを決めつけ

自虐している人もいます。

 

けど、それは真実てあるかという問いには

答えられません。

自分の頭の中で作り出した理由のみが根拠であり

それを証明するものは

何一つないのです。

その事実に気づかず

常に否定的で自虐し

自分を苦しめています。

 

その様な思考の癖は

一時も早く手放さなければなりません。

 

今までがそうだったからという理由は

これからも同じだということにはなりません。

過去の経験は

あくまで過去の出来事であり

あなたが過去に結びつけなければ

何の影響もありません。

過去がこうだったからと

結びつけているのは誰か、に

気づいてください。

 

今この瞬間から自分自身が

過去は今の自分とは関係ない、

過去は過去、今は違う、と

過去と結びつけず、

今の自分を

どの様に認識していくかで

これから先の未来が変わってきます。

 

自分の未来は

自分自身が作り出していることを

忘れないでください。

不安や恐れにとらわれて

幸せな未来になると思いますか?

自分を否定して

自分が大切にされる未来になると思いますか?

 

自分の思考の癖に気付き

今この瞬間から

想像で現実を判断せずに

強い信念を持って

未来を創造していってください。

 

 

欠乏にとらわれる

自分の人生が満たされていないと

感じる時に出てくる「欠乏」は

常に何かが不足しており

それを満たす為に

外から得ようとします。

 

こうあれば幸せなのに、

これができれば楽しいのに、

その為にはこれが必要、

これがないと楽しくない、など

外からの「何か」で満たさないと

欠乏は無くならないと思い込んでいます。

そして、

たとえ外から得られ満たされたとしても

それは一時的なもので

満たされた後にまた欠乏が起こり

結局はなくなりません。

 

現実世界は

自分の内側の意識が現れているだけです。

自分が欠乏を抱いているから

現実世界に欠乏が現れているに過ぎません。

欠乏を手放す為にはまず

欠乏があるという意識や思考を

手放さなければなりません。

それが出来ないことには

穴の開いたバケツに水を注ぐこと同じで

いつまでたっても

満たされることはありません。

 

欠乏に意識が向く時は、

満たされている部分から意識が外れている時です。

そして感謝を忘れている時です。

 

全ての出来事は当たり前ではありません。

自分が生きているのも、

元気でいられるのも、

ご飯を食べられるのも、

家があり布団で寝れるのも、

それだけでも充分与えられています。

今与えられているものに

気付くことができれば

どれだけ恵まれているかわかると思います。

 

どれだけ望んでも

生きられない人もいます。

命に関わる病気で毎日苦しんでいる人もいます。

食べたいものを食べられない人もいます。

その様なことが出来るだけでも

充分幸せなはずです。

そこから意識が外れるということは

当たり前と思っていることへの

感謝を忘れてしまっているからです。

 

今ある与えられた幸せに感謝し、

自分は恵まれていると自覚できてくると、

自分で自分を満たすことが

出来るようになってきます。

自分が満たされると

それが現実世界に反映されます。

 

愛情が不足しているのなら

自分が愛されていると感じることを探します。

お金が不足しているのなら

今のお金で出来ていることを見つけます。

 

これが足りていない、と考えるより

これもできてる、これもある、と感じることが

欠乏を手放す一歩になります。

 

外側からのもので

自分を満たそうとしても

ずっと満たされることはありません。

 

それより自分で自分の内側を満たす方が

いつでも自分を満たすことが出来ます。

それができるようになると

欠乏を感じることはなくなります。

そして外側からも

満たされていると感じることが

増えてきます。

 

先ずは自分の内側のバケツの穴を

塞ぐことから始めてください。

そこから満たされる人生が始まります。

 

 

答えを知っても意味がない

数学の問題を解く時に

答えだけを教えてもらっても

解き方を習わない限りは

問題が解けないのと同じように、

多くの人が答えだけを求めて

それを知ることで満足したり

答えを聞いても自分の望む答えでなければ

答えを受け入れない、という

自分が満足することが目的になり

問題解決を目的としていないことが多くあります。

 

その様な人は

なぜその答えになるのかを考えようとしません。

 

現実が望まないものであるのなら

自分を変える必要があります。

変える為には答えを知るだけではなく

なぜそうなるのかを

自分の中で見つけなければなりません。

 

答えは同じでも

解決方法は人それぞれ違います。

それは自分で見つける努力をしなければ

見つかりません。

 

今の現実は自分が作っています。

厳しいことを言いますが

自分がどれだけ努力したとしても

結果が全てです。

結果が出ないのであれば

やり方を変えるしかありません。

その繰り返しでしか

自分の中の答えは見つけることができません。

 

なぜそうならないのか、

なぜ変わらないのか、

常に疑問を持ち続けた結果

少しずつ変わってきて

結果が出るようになります。

 

一瞬で全てが変わる様な

魔法などは存在しません。

その様な魔法があるなら

人が何度も生まれ変わる必要がありません。

 

ちゃんと現実と向き合い

自分と向き合ってきた人のみが

成長し、変わっていきます。

 

あなたの現実が望まないものであるのなら

なぜそうなるのか、常に疑問を持ってください。

そして一旦全てを受け入れてやってみてください。

 

否定するのは簡単ですが、

否定してきたからこそ今の状況があるのです。

否定からは何もうまれません。

自分の世界を狭くして観えなくするだけです。

 

現実に行き詰まり、本当に変えたい時は

いつでもご相談ください。

 

現実を変えること

自分の現実を変える為には

自分で自分の人生と向き合うしかありません。

他人から自分を学び

自分と向き合うことで気づきを得て

目の前の現実は変わっていきます。

 

自分の中では答えだと思っていたことでも

それは違ったということは多々あります。

その度に何度も何度も同じ現実と向き合い

やっと答えを見つけます。

 

皆が皆同じ方法で望む現実を得られるのなら

今頃悩んでいる人などいないと思います。

これはどの分野でもそうです。

例えば、

プロ野球選手になった人と同じ練習をしても

皆がそうはなれないのと同じ様に、

練習するというプロセスに意味があるのではなく

この練習にどんな意味があるのかを考えることに

本質があります。

そしてその本質を自分なりに

実践と検証を繰り返し

自分のものにできた人だけが

プロ野球選手になる可能性が出てきます。

 

やっていることに意味を見出しても

それはただやっている自分に満足しているだけで

現実が変わらないなら変える必要があります。

 

固定概念という制限の中で成長を望んでも

狭い世界の中では

たいして成長できません。

自分の思い込みや決めつけで

世界を狭くしていることに気づいてください。

 

過去の経験や体験は

時として自分の足枷になります。

過去がそうだったから

今もそうなるということは

絶対ではありません。

それを絶対にしているのは

自分の思い込みだと気づいてください。

 

過去の経験や体験から作られた

固定概念という制限に囚われなくなった時

本当の成長が始まり

あなたの現実は変わっていきます。

その為に着実に一歩ずつ進んでいってください。

進んだ先には必ずあなたの望む現実が

待っています。

 

心折れることなど何度もあります。

やめたくなることも何度もあります。

先が見えなくて絶望することもあります。

それでも諦めずに進めた人だけが

自分の望む現実に辿り着けるのだと

私は思っています。

 

やり続けることでしか到達できない領域

それは才能や能力の差ではありません。

ただひたむきに

目標に向かって歩き続けた結果です。

 

あなたも望む現実があるのなら

目標をしっかり見据えて

自分を信じて進んでいってください。

あなたなら必ず出来ると

私は信じています。

結果や答えは「出す」のではなく「出る」

何かを達成したい、

望む現実を引き寄せたい時に

結果や答えを出そうと

色々やってみたりすると思います。

 

こうすればこうなるはず、と

結果を想定して行動しますが

上手くいくこともあれば

上手くいかないこともあります。

 

なぜ結果が違うかというと

そこには想定の違いがあります。

 

結果を出そうとして行動することは

結果は出ないかもしれない、が前提になります。

一方、結果は出ると思って行動することは

結果は出るのはわかっている、

だから行動する、という未来の結果が

はっきりと観えています。

 

前者より後者の方が

はっきりと結果をイメージできるので

その現実を引き寄せることになります。

 

自分の望む未来が観えているのなら

後は疑いを持たずに

そうなることは既にわかっている、という

結果を決めてから

後は目の前のことをこなしていけば

全ては望む現実に繋がっていくと思います。

 

自分の未来に自信を持ってください。

問題解決の意識

あなたの現実に

問題が起こったとき

どのような意識でいるかが

とても重要になります。

 

嫌なことを避けるために

問題解決をしようとしているのか

自分の望む状態になるために

問題解決をしようとするのか

 

前者は常にネガティブな意識から行動を起こすので

常に嫌なことに意識を向けています。

問題解決したとしても、

また問題が起こるかもしれない、という

前提があるので同じことを繰り返します。

 

後者は常に望む自分になることを意識して

行動を起こすのでポジティブな意識です。

問題解決がそれを避けるためではなく

自分の行きたいところに意識があるので

問題解決すればもう出てくることはありません。

 

あなたが現実を変えたいときには

常に自分がどうありたいかを意識してみてください。