完璧を求める人は常に不足を体験する
完璧を追究することは
必要なことではありますが、
そこにとらわれ過ぎると
悪影響になりかねません。
それはなぜかと言うと
完璧(100%)でないことを
「不足」と感じるからです。
整体の話で例えると、
以前より80%良くなっていたとします。
症状はかなり楽になっています。
しかし、残りの20%の痛みにとらわれて
「まだ痛い」にフォーカスし
「治ってない」という
不足の部分に意識がいきます。
そうすると身体は
治っていない、の認識が強くなり
また症状を元に戻します。
そうなると
施術で良くしても
脳が症状を元に戻すという悪循環が起こり
なかなか治らないという
負のループにはまります。
この様な場合は
意識が変わらない限り
症状を作り続けるので治りません。
じゃあ現実の問題で
そのようなことがないでしょうか?
お金の問題だと
生活できているのに
お金がないと出来ないことや、
不足していることに意識を向け
常にお金がないと思っていると
「お金がない」の意識が強化され
さらにお金がない状況を強くします。
恋愛であれば
出会いがない、時間がないなどに
意識を向けることで
「だから相手が見つからない」
などの理由づけの意識を強くします。
世の中完璧な状況など
殆どありません。
だからこそ成長できるし
進化し続けてきたのだと思います。
完璧を求めず
先ずは今の状況に感謝をする、
そして完璧な状況を求めるよりも
まずは不足など存在しない、という
自分の中の意識を
信念にまで昇華させれば
勝手にそのような状況がつくられます。
現実の世界は
自分の内側の情報が
外に反映されているだけです。
そのためには
今までのように完璧を目指して
不足を感じている自分を
変えなければいけません。
新しいことを生み出すには
何度失敗してもやり続ける必要があります。
失敗すると思って
やり続ける人はいません。
「成功する」という信念が
今までにない新しいことを生み出してきたのです。
同じように
どんな状況であっても
望む現実になることを信じて
自分の意識を変えていくだけです。
自分が変わった時
不足にとらわれなくなった時
あなたの思いは現実になります。
今日から
あなたの思考の癖を
変えていってください。