幸せと苦しみ

あなたが幸せを感じる時は

どのような時ですか?

 

いろんなことを

想像されるかと思いますが、

幸せとは「精神的な安定」があるときに

感じます。

 

逆に精神的に不安定を感じさせるものは

苦しみを感じます。

そしてその不安定さを感じさせるものに

執着したり、とらわれたり

意識が固定化されると

苦しみから逃れられない状況に

陥ってしまいます。

 

あなたが幸せを求めるのであれば

「精神的な安定」が必ず必要です。

 

ではその精神的安定を得るためには

なにが必要でしょうか?

 

精神的な安定を生み出す、

何かに依存する事でしょうか?

自分の好きなことをやり続けることでしょうか?

幸せを感じる環境を作ることでしょうか?

 

確かにこれらは精神的な安定を

生み出すかもしれません。

しかし、

何か存在するもので

安定を得ようとすれば

それが無くなったときや

出来なくなったときに、

不安定を作り出します。

 

形のあるものはいつか消え去ります。

その「形あるもの」に

依存したり、執着したり、とらわれては

それが無くなったときに

苦しみを作り出します。

 

本当の幸せを感じるためには

自分以外のもので精神を安定させずに

自分の内側にある不変の意識を

変えていく必要があります。

そうすれば

何かを必要としなくても

あなたは自分で幸せを感じ続けることができます。

 

不幸だと思っている人を

観察してみてください。

常に精神的不安定を引き起こす現象に

意識を向け続けていますよね?

 

過去がどうだ、環境がどうだ、人がどうだ、と

自分で不安定にさせて苦しんでいます。

そんなこと考えなければ

何も問題はないのに

常に意識を固定化して

依存、執着、とらわれています。

 

そうならないように

例え不幸だと思うようなことが

あったとしても

自分と結びつけないことが大切です。

 

意識をそこに向けない。

 

意識を不安定な現象に向けることは

そこにエネルギーを送っていることと同じです。

エネルギーを送り続けると

負の連鎖を作り出し、

そして大きくしていきます。

それはあなたが自分で作り出しています。

 

今の自分とは一切関係ない、

今の自分に影響は受けない、と

意識を変えてみてください

そこに意識を固定化させなければ

あなたの精神的不安定を作る原因は

勝手に消えていきます。

 

自分を苦しくするのも

幸せにするのも

自分の意識次第ということを

忘れないでください。