依存すると自分を見失う

私がセッションをする時に

気をつけていることは、

相談される方の方向性を

決める言い方はしないようにしています。

よく

スピリチュアルなカウンセリングを

受けた時に、

こうしなさい、など言う方がいらっしゃいますが、

その人の人生の方向性を決めることは

神様は絶対にしません。

その様に

知らない人からすると

自分の方向性を決めてもらうのは

確かに安心できるし、楽です。

けど、それは

自分の人生の主導権を

他人に委ねているのと一緒です。

逆を言えば、

他人が

あなたの人生を縛るのと同じです。

そこには依存を生みます。

神様がやらないことを

神様の名前を使って

神様が言っている的なことを言って

人を縛るのは

神様ではなく、

神様もどきです。

 

神様が言っているのは

自分の人生を自由に生きなさい、です。

人として生まれてくるのは

体験したいことを体験する為です。

自分が興味があることや

楽しいこと、幸せなことを

追求していくことが

自分の人生の目的です。

決して人に縛られる為ではありません。

依存は他人に縛られている状態です。

それでは自分の人生を生きれません。

スピリチュアルなカウンセラーは

依存する対象では決してなく、

あくまで自分の人生を生きる為に

何かしらのヒントや気づきを

もらう存在だと思います。

自分の人生がわからなくなった時、

行きたい方向性が観えた時、

出口の見えない問題で悩んでいる時、

自分が変わりたいと思った時に

頼れば良いと思います。

けど、そこでは

自分の人生は自分で選択する、という

思いが必要です。

ただ、話を聞いただけでは

良い話が聞けた、で終わってしまいます。

結果、変わらないという現実しか

残りませんし、

同じ問題を繰り返し

また同じことを聞くことになってしまいます。

自分の人生は

自分で責任をとる、と思えた時

あなたは選択することを

恐れなくなり、

他人に方向性を決められる必要はなくなります。

そこからが

自分の人生の始まりです。